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原子力発電100の用語調査報告書

はじめに

 

あすかエネルギーフォーラムは、エネルギーに関心のある消費生活アドバイザーのグループから発展し、2003年、NPO法人として設立、現在会員は全国に93名です。

「生活者の視点でエネルギー問題を考え、行動しよう!」をモットーに、全国各地で生活者同士が本音で語り合う「エネルギートークサロン」を開催し、 2007年1月の「’07  エネルギートークサロンinとうきょう」で、ちょうど20回になりました。

 

当初は、原子力発電所のある地域と消費地との交流から始まりましたが、その後、輪を広げ、全国各地で活動するグループと連携して、 各地の暮らしとエネルギーについて考え、周りの人たちに私たちの言葉で発信するというように変遷してきましました。
また、省エネルギーや新エネルギー、原子力発電など、様々なエネルギーについても勉強会や見学会などを開催しています。

 

このような活動において、必ず参加者から聞こえてくるのは「原子力は難しい」「分からない」「もっと分かりやすく話して欲しい」ということです。
「難しい言葉でごまかしているのではないかしら」と言う意見さえあります。
一方、国や事業者、また専門家とお話しすると、「いったい、消費者は何が分からないのか」「どのように話せばわかるのか」などと問われることがあります。

原子力発電への理解を進めるためには、コミュニケーションが不可欠ですが、その土台となる関連用語についての共通認識が必要と言えるでしょう。

 

そこでこの度私たちは原子力について、生活者は「何が分からないのか」「何が知りたいのか」を知るために、
「原子力発電の100の用語」について、アンケート調査いたしました。

 

私たちのこの調査の結果が、 原子力発電についての生活者と国や事業者などとのコミュニケーションの一助となれば、幸いに存じます。

調査にあたっては、あすかエネルギーフォーラムの会員をはじめ、「エネルギートークサロン」にご参加いただいた方々、全国のネットワークを組んでいるグループにご協力いただき、厚く御礼申し上げます。

 

2007年3月

NPO法人あすかエネルギーフォーラム

理事長  秋庭  悦子

 

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