5月に本格的に活動を開始した「Ene Female21」と『フォーラムエネルギーを考える』と共催。
道内各地からの一般参加者や全国各地のあすか会員、あわせて83名が一堂に会しました。
「無関心でいいの?暮らしとエネルギー」と言うテーマで神津カンナ氏に講演いただいた後、恒例のテーブルトークでは、「北海道の暮らしとエネルギー」を中心に、全国から集まったあすか会員と同じ生活者の視点で和やかに、そして活発に意見交換を行いました。
講演を聴いて Ene Female21 S・S
講演は、神津さんが「なぜ、エネルギーに興味を持って十数年前から勉強を始めたのか」という話から始まった。
日本では水の心配をせずに生活しているが、地球全体の問題を考えれば、生活水だけでなく、モノを生産するために使う仮想水を大量に使っている。特に日本は食料自給率も低いこともあり、水を1000億トンも輸入しているとのことだった。
外国で起こっていることを他人ごとと思ってはいられないと感じた。・・・・・・・講演の中で、神津さんは何度も「自分で考える力をつけよう」といっていたのが、特に印象に残った。自分自身も数字のマジック、先入観に踊らされないようにしなければならないし、自ら考え、見て、判断するには、普段から勉強していくことが大切だと感じた。
講演の感想・北海道の暮らし・省エネ・伝えたいことなどのテーマで活発な話し合いが交わされました。
専門家の講師陣から、正確な知識を習得しました。また、最終日は横浜市の電気の資料館を見学しました。
(1)「原子力広報について」 前・電気事業連合会広報部部長 玉川博美氏
(2)「保安員の取り組み」原子力安全・保安院企画調整課長 西山英彦氏
(3)「放射性廃棄物について」資源エネルギー庁電力ガス事業部 放射性廃棄物等対策室長 吉野恭司氏
6月27日、青森の子育て支援サークル「フリータイム」の会員17名が青森県下北半島にある東通原子力発電所の見学をしました。
「フリータイム」のエネルギー学習に、あすかエネルギーフォーラムが協力するのは昨年に続き2年目です。6月13日の「暮らしと放射線」の勉強会とのW企画で、当日はあすかエネルギーフォーラムから秋庭悦子理事長と山口博美理事が同行しました。
トークサロンinさっぽろに先立ち、ガス田見学。新千歳空港からバスで20分余り。苫小牧市の北東部に位置する勇払油・ガス田は、道内最大の規模で、国内で原油は第一位。天然ガスも二位の生産量を誇る。・・・・・・原油高騰が止まらない現状からは、一つの採掘費用30億円ともいわれるが、採掘のリスクを下げ、安定した油・ガス田が発見されればと、願わずにはいられない気持ちでいっぱいだった。(K・Y)
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