「柏崎刈羽原子力発電所は東京電力の宝物」であると横村所長から挨拶があり、定期点検中の4号機の原子炉建屋の中や中央制御室を見学しました。
震災後、引き続き安全を最優先に設備の点検・評価や復旧に、一つひとつの工程を着実かつ丁寧に進めていることが感じ取れました。
翌日の山名先生の講演では、原子力発電推進行動計画や電力系統と原子力の関係、地球46億年の歴史の中での原子力、地層処分の考え方、国民の社会心理に至るまで広範囲にわたり説明して頂きました。
信頼とは何か、私たちは今後原子力とどのように関わっていくべきなのかを考えるヒントを頂きました。
トークサロンでは、柏桃の輪のメンバーから震災時の状況、日ごろから学習をしていたのでマスコミ報道に翻弄されなかったこと、地元の共存共栄を願う姿勢、発電所を宝物と思いたいからこそ地元企業としての東京電力に期待していることをお聞きしました。
地元の方々の思いに心が熱くなり、また前向きな活動に感動し、私たち消費地としての責任を感じました。
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