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設立趣意

21世紀が始まったばかりの今、この地球を次世代に引き継ぐため、私たちには、持続可能な循環型社会を形成することが求められています。

地球市民として、日本をはじめとして世界のエネルギー事情や環境問題について正しく理解し、学校、家庭、地域社会の連携のもとに、環境保全のためのエネルギー・環境教育や、日常生活の中で省エネルギーやリサイクルなど一人一人が実践活動を推進することが重要です。

 

快適な生活を支えるエネルギーとくに電気について、私たちの多くは、普段あまり意識することなく利用しています。しかし、地球規模では資源の枯渇、CO2 などによる地球温暖化、国内に目を転じてみれば、エネルギー自給率が低いこと、電気の消費地と生産地との意識のギャップなど様々な問題があります。それら は、すべて私たちの生活と深く関わっています。

 

2001年9月に発足した任意団体「あすかエネルギーフォーラム」は、消費者の視点でエネルギー問題を考え、行動することを基本方針として、電気の消費地 と生産地の消費者交流会の開催などを中心に活動してまいりました。また、ニュースレターの発行やホームページを開設し、広く、エネルギー・電気について、 情報提供をして理解を深める活動を実践してまいりました。さらに、学校や生涯学習の場でのエネルギー・環境教育の実践とともに、高校生や一般の人を対象と した教材を作り教育の場で活用しております。

 

今後の諸活動をさらに拡大発展させるために、法人格の必要性が生じ、特定非営利活動法人あすかエネルギーフォーラムを設立することといたしました。

 

あすかエネルギーフォーラムは、趣旨に賛同する個人、グループ等幅広く参加を求める新しい形のネットワークです。エネルギー・環境を様々な角度から捉え、広く一般市民を対象として地域・世代間の交流を通じてエネルギー・電気への理解を深め、さらに私たちが身近なところから環境に配慮した生活が実践できるよう支援することに よって、循環型社会の実現に寄与することを目的とします。

2003年11月21日